スライド蝶番と呼ばれる、ヒンジ金具について
倉庫の奥に棚を作成しました。
スライド蝶番(丁番)と呼ばれる、ヒンジ金具を使ってみました。
家具のドアに使われるスライド蝶番。ドアの開き方の種類が大きく分けて3種類あります。
フルセット 全かぶせ
ハーフセット 半かぶせ
インセット
これらは、ドアが開く角度にしたがい、ドアの取り付け位置からどのようにドアの支点が動き移動するか、の違いがあります。ここが一般的な丁番との大きな違いであり、「スライド」の名が付いてる理由です。
開く角度によっても種類があります。通常は90度までですが、165度など、ほぼ、全開
まで開くヒンジもありますが、リンクの構造が複雑になる分、高価になります。
インセット用のものをかぶせの高さで使っています。
また、ドア側は12mm厚の塗装済コンパネを使いました。スライド蝶番はドア側の固定のために規定の深さ、この蝶番は深さ12mmだったと思います。その厚さ以上のドアに貫通させずに穴を開けるのが通常のやり方です。私はコンパネを使ったため、貫通させないと規定の深さになりません。また、12mmの厚さに木ネジで固定するのは強度的に心配だったので、ドアの表側にアルミの板を被せて六角レンチ用のボルト、ナットで止めています。(画像では上のアルミ板が曲がってますね。)
穴径
ドア側に取り付け用の丸穴を開けるますが、そのサイズでバリエーションがあります。
Φ29mmあたりが家具とかで使われていることが多いかとは思います。ドアの内側にポケットをつけたりすることを考え、2個で荷重に耐えられるよう35mm径のものを選びました。29mm径より 金具が一回り大きくなります。
キャッチ
ドアを45度開いたあたりから閉まる方向に働くスプリングの力のことで、キャッチあり/なし のような表現になります。45度以下の開きだと自動で閉まります。
工具
手持ちのインパクトドライバに取り付け、穴あけを行いました。
丸のこ
ドア木材に塗装済みコンパネを使ったのでその裁断に使いました。
コンパネ1800x900mmサイズは車に積みにくいため、ホームセンターで900x900を2枚、または600x900を3枚にしてもらって車に積んで帰ります。
1800x900mmまるまま必要なことはないのと、床を敷くにも450x900を8枚にしたりして敷いてます。
私は、インセットのスライド丁番を、フルセットと同じ面の高さで使用しました。
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2014-11-30 画像を追加しました。補足の説明を追加しました。