BeagleBone blackによるCNCのためのMachineKit
BeagleBone blackが手に入りにくい(在庫切れが多い)のと、値上がりしてるので浸透しにくくなっているかもしれません。
BeagleBoneでCNCを制御するため、
まず準備するもの
(1) BeagleBone black本体
(2) ACアダプタ 5V
(3) microSDカード
(4) LANケーブル
(5)FTDI USB-シリアル変換ケーブル
(1) BeagleBone Black
秋月から2台購入。Rev.A5CとB?だと思います。
Rev.CはeMMC容量が2Gから4Gになって値上がりしたのだと思います。
オンボードのeMMCではなく、microSDカード上で動かすつもりなのでRev.Cが
どうしても必要ではありません。
(2)ACアダプタはDB25(プリンタポート)の出力があるためUSBからの電源供給ではちょっと心配なので別途用意したほうがいいと思います。
(3) 32GBのmicroSDカードも3000円を切っているのでそれを使います。
いろんなOSを複数のSDカードに入れて切り替えることもできるので。
CNC制御のために準備するもの
ステッピング・モータのドライバ基板と接続するために用意するもの。
capeと呼ばれるarudinoでいうところのshieldのような拡張基板を用意します。
私はXylotex BeagleCNC BBB_DB25を入手しました。(まだ稼動チェックしてません)
XylotexのWebページでは日本からの購入は対応していませんが、提示されているメールアドレスに日本から購入したいことを伝えると、Paypalを使えるなら購入金額と支払い先Paypalアドレスが送られてきます。送金すれば、10日かからずに届いたと思います。
DB25の出力ができます。なので、プリンタポート付きWindows機と同等のI/Fを持つことができます。
MachineKit
beagleBone blackをCNCの制御として使うためのOS,プログラム群のイメージです。
DebianベースでGUIでCNCを制御するパッケージになってます。
ただ、自分の場合は、フロントエンドはLAN経由で別のPCで表示、操作したいです。
xenomai を使ってrtos化されているようです。そしてGPIOの制御はbeagleBone内の
PRUを使っていると思います。そのため、基板から受ける印象よりかなり高速なリアルタイム処理ができるはずです。
BeagleBoneに新しいmachineKitを入れる予定です。